Thursday, January 12, 2006

rm無期懲役

判決主文
被告二名に再会を許さず
判決理由
被告二名の不倫なる証し
原告世間一般の代表訴訟
代表者はお互いの配偶者
損害賠償請求を求められ反訴したわたし達
見事ぼろぼろ負け
身も心もずたぼろ
控訴しても敗訴で上告すれば却下で
被告のわたし達に遺された手段は
尽きた第二審の確定判決
二度と逢えないの
倫に成ら不だから
誰が決めた
不倫は悪いと
唯出会いの時の前後だけ
錯誤で提出した婚姻届と信じていない神への宣誓
そんなものに縛られてわたし達もう逢えない
判決は最終口頭弁論終結其の一時点でのみ有効
後にも先にも既判力は及ばない
だから愛し合ったことと
傷付いて傷付け合って流した涙と血と汗とは
後悔していない証拠で
確かな物証として裁判官や傍聴席の奴等に焼き付けた
悔い改めない
懺悔もしない
誓い破り捨て
周囲傷付けて
損害賠償は幾ら?
懲役か禁固なの?
執行猶予は何年?
罰金で済むわね?
没収は何を選ぶ?
如何な罰をも苦にしないわたし達
世間の檻と倫理の塀に囲まれた囚人
逢えないほど思いは募る
でもね世間の皆さん一言
不倫不存在純愛存在の確認請求に破れたけど
わたし達にはまだ相殺の抗弁が認められてる
夫がわたしに為した殴る蹴るの暴力と
妻があなたに為さない家事全般怠慢と
秤に掛けてどちらが重い?
実質敗訴のわたし達
内実密通のわたし達
この想いは懲役で消せない
況して換金できない
今流行の純愛もどき
穢れた祈り
聖なる呪い

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