心の色
何故だった降り積もる落葉赤く染まり
積み重なる時間黒く染まり
重ね続ける年齢灰色呈する
全ての色に理由があったはず
何故だった
染まったのは自分
如何だった
染めたのもこの手
破り捨てるように常識や世間を破壊
この脳は既に狂い
降り頻る月光だけが真実を照らす
悲しみは青かった
寂しさは白かった
憎しみは黒かった
苦しみは赤かった
青い空は眩し過ぎ
白い波は綺麗過ぎ
黒い岩が肌を裂き
赤い苦痛が始まる
何故だった色付いたのは
如何してか色褪せたのは
思い出せない
忘れたくない
最後まで自分でいたい
こんなちっぽけな願い
一体何色か
分からない
遠いのか近いのか憎いのか愛すのか
誰を何時何処で如何に生かせばいい殺してもいい
思い出せない
一瞬前なのに言葉はこぼれ
大切らしい人を切りつける
大事だった誰かを傷つける
忘れたい
鼓動や呼吸の仕方さえも
何故に脈打ち酸素を吸う
如何に血流し息を止める
忘れたくて忘れきれずに
だらだらと生き延びる我
世にも醜き
何だろう?
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