Thursday, January 12, 2006

Di tone.

mono toneは懐かしささえ感じさせる
平和だった頃の世界
白地に黒か
黒地に白か
誰も問わず
誰も教えてくれないけれど
やがてこの世は赤と黒と灰と白だけのdi toneに染まる
殺し合う赤い血を浴びるのか
弔いの喪服を纏い葬列成すのか
死して燃やされ灰に変ずのか
風と時に踏み蹂られ白き骨晒すのか
虹も色褪せ黒から薄墨へ脱色するだけの
単彩グラデーションアーチとして寂しく浮遊する
日昇と日没の数瞬だけ
死骸を焼く煙と強風に舞う灰と何時も真暗な空間をくすんだ天然色で彩る
神が見捨てた
黄砂も燃え尽きた
世界在るものは赤い血と黒い影と灰孕む風と白い骨だけ
虚空を彷徨う綺羅なる粒子は砕け散った骸
かつて愛した誰かの名残
空は夜
海は泥
地は血みどろの世界

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