Friday, January 13, 2006

wNo,I will!

雑踏の中
袖擦り合って結んだ縁は
千切られて踏み躙られ消え去った
一欠片を探すわたしは
いつものゴミ溜に着き
気が抜けて座り込んだ
此様に侭俯き生きるか
斯様に風切って走るか
其様に羽広げ空舞うか
何れも此れも彼れも其れもNONONONO!
叫び始める心の闇
泣き腫らす両の瞳
血で濡れる両手首
この傷だらけの手が何時か掴むものは
希望か絶望か幸福か災禍か
もう手首に切る場所が無い
今度は肘を切る以外に無い
其の次は左頚動脈しか無い
最後は心臓を貫くより無い
無い無い尽くしのこの街は
うんざりするほど人が溢れ
なのに孤独死が頻発する処
雑踏に紛れて服毒したって
皆気付かず死なせてしまう
優しい街
寂しい街
汚れた街
田舎者だけの破れた夢がひらりはらり舞い落ちて
縁や情と一緒に踏まれて
このゴミ溜に拭き溜まる
ねえと語り騙る破れた恋
こうしていようよと云う
何せず腹這いさえ止めて
うつ伏せで回収を待とう
なんて甘美なお誘い文句
わたし
負けそう
負けたい
鴉が鳴いた
鋭く啾いた
このわたしを
憐れみ蔑むか
奮い起こすか
神の御子の名を日本語で呼び
そうだった
激しく首を振り再度叫ぶ
何方も此方も彼方も其方もNONONONO!
今度のNOは肯定のNO
甘いお誘いに対するNO
自分自身たるためのNO
YESに変わるときまで
NOWに変えるときまで
吠え続けよう負け惜しみを
精一杯のNO
田舎物集団の中に埋もれず
打たれても出る杭になろう
豚に真珠のピアスをしよう
猫に大判小判を使わせよう
馬に念仏を諳んじさせよう
さあ立って此処から出て前へ歩き始めろ
道は無いから拓け
此街に自分だけの道を造れ
何度振り向き俯き跪いても
自分で負けを認めるな
人生が終わってまだ負け犬でも
生まれ変わってまた闘い続けろ
最後の最後に大笑いしてやれ
馬鹿にする奴等
戦わない怠け者
引篭もる馬鹿共
食い漁る贅沢者
全部まとめて笑い飛ばせ
そのためだけでいい
生きる意味や資格なんて
笑うためだけでいい
大声で叫ぶ
磨れた世に迎合しない
NO!

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