Thursday, January 12, 2006

鬼も謳う吟う夜

冬の陽射が降り注ぐ
白昼の夢から覚めて
夢の中で殺した自分がまだ生きてると気付く
堪らず笑ってる人達を憎む嫌う恨む嫉む妬む
夕暮れ時の風は優しく
夜風はさらに恵み深い
夜啼き鳥
夜哭き鬼
夜泣き人
生き延びたわたしを祝うのか呪うのか
咲く桜
散る桜
踏む桜
死ねないわたしを嘲るのか励ますのか
切り取られたこの屋上の空間で
見えない星を探し
昔聞いた物語を思い返す
希臘の神様
わたしも天に上げてくださいな
綺麗な星じゃなくていいから
この穢れた身体を捨てたいの
腫瘍の悪臭纏い付くわたしは地上の廃棄物
誰の祝いも呪いも要らない
唯この身体から解放されたい
辛い泣き言を聞く相手もいない
こんな世の中は
わたしが汚したの?
わたしが汚れたの?
もう終わりたい
もう眠りたい
もう目覚めず全てを終えたい
唯一の願いを流れ星は無視する
鬼が泣く
鬼が歌う
鬼が笑う
其の声は
嗚呼わたしのものだった

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