Thursday, January 12, 2006

血と泥の沼

真昼間の街を歩いて
面白いものを探して
誰かが落としてった
退屈と欠伸を拾って家に着いた
持余す一人の時間を弄んで一人で転がす
日付も時刻も無意味な空間
此処はわたしだけの夢墓場
色んな夢が訪れては此処で傷を癒し帰る
其れでいいの
踏み付けてね
わたしを一杯
踏み躙ってね
そうして這い上がり
二度此処へ来ぬよう
今度こそ注意してね
此処は心地よい泥沼
体温と同じ温度の沼
底など無い無間の沼
纏わり離れぬ血と泥
わたしは沼の主です
人ではない化生です
狂った心抱えて悩む
其れを楽しみとする狂い人なのですから
寂しさはもう麻痺し
苦しさは既に快感で
痛みさえ喜ぶ女です
二度と此処へ来られぬよう
遥かにお祈り申し上げます

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