Thursday, January 12, 2006

あした不幸になあれ

あなたが倫に背きわたしを抱いてくれた頃
あなたの腕の中でわたし
あなたが本来守るはずのささやかな幸せを祈ってた
あなたがわたしを突き放し
守るべき人達の場所へ帰ったら
不思議ね
わたし心底
あなたの家庭の崩壊を願ってる
愛されてるって勘違いしてたのね
間違った余裕が正しい祈りをわたしにさせたのね
どちらが間違いだったの
恣意のままあなたを欲しがればよかったの
それともやっぱり道徳に従って
あなたを手放してよかったの
どっちでももう同じ
わたしを抱いた腕は違い女を抱いている
あなたの隣で笑うのはもうわたしじゃない
抜け殻のわたしに残された現実が真実
誰に泣きつけば楽になるけどなの
誰にも分けたくない痛み
だってあなたの形見だもの
一欠だって惜しいのよ
全部抱えているわこの胸に
沈殿する
降り積もり重なる
非情な疼痛
気がつくと願っている
あなたとあなたの守る幸せ
崩れてくださいと

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