Thursday, January 12, 2006

夢老い人

いつからだろう
生きるために追っていた夢に追い立てられるようになったのは
いつからだろう
好きだから尽くしていたのに尽くされないと心細くなったのは
いつからだろう
負けを承知で挑戦してたのに言い訳を結果に先んじ作ったのは
もう思い出せないほど昔の話
もう思い出したくない昔の事
もう思い出す行為さえ忘れた
今でも夢は諦めていないけど
現在進行形で追っているけど
余りに大きく破り捨てられて
全身傷だらけこうなったら
傷の無い肌を探すほうが困難
敗れて破れてずたずただよ
阿呆らしくなったから止めたなんて嘘吐き
楽になれるよ
そんな誘惑が時場所構わず訪れて来るよ
何度も自分に負けたくなり
其の度に立ち甘え断ち切る
本音は辛いよ
もう楽したい
負けが続くと矢張り悲しい
傷跡が挑戦の勲章なら
わたし勲章で一杯で重くて動けない
悲しいのは失敗自体じゃなく
老いて行く事
黒地に白は嫌
白髪を連想させるもの
このまま失敗続きでさ
夢追い老いて行くのは余りに現実的
悲しいね人間って
夢なんて見ず想い焦がれず憧れたりせず
卯某暴と生き冒膨亡と死にこの世から消えたいよ
叶わぬ夢なら無いほうがいい
叶えた夢は現実になっちゃう
結局は誰も皆夢を追い老い死んでゆくだけ
今は一寸悲しみが大き過ぎて萎んで凹んで落ち込むだけ
落ちないと上れないし落ちるには上らなきゃ
とどのつまり忙殺されるの
この人生って
非常に無益だ

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