Thursday, January 12, 2006

酒は呑めども

時間に追われ毎日が酒浸り
夢は追うもの
酒は呑むもの
分かっていて
いつの間にか
夢に追い立てられ酒に呑まれる始末
冬に向かう此れから
一層酒が恋しくなる
風が飲まする酒って言葉があるのだから
北風の所為にして熱燗を煽ろう
寒さ凌ぎに酒を飲む
コンビニで買った瓶コップ酒
レンジ借りて温泉卵落として
店の出入り口で煙草吸いつつ
出来立て熱々のの玉子酒飲む
女捨てたな
いいじゃん
似合うから
古人曰く
酒は憂いの玉葉箒と
古書記す酒は忘憂の徳ありと
昔の人は誠にいい人だ
とても都合のいい人だ
嫌な事と心配事しかない現世
束の間の忘我の恩恵は有難い
どうせ朝が来れば忘れさせたはずのことごとが一挙に押し寄せる
分かっていたってもう止められない
一度知ってしまい快感を覚えたなら
井蛙以て海語らず
わたしは井の中の蛙で結構だ
大海を知ったとて銀河を知らず
大銀河知ったとて宇宙を知らず
大宇宙知ったとて別次元知らず
終わり無い追求は
本当に夢だ
まさに幻だ
安酒と同じ
満つこと知らず溢れ返るもの
虚に拘わればなり無に返るのみなり
空海は妄執を戒めているけど其の割りに
真理の探究には執念を見せた
守銭奴と何処が違うか
売春婦と何が異なるか
追うものに善悪があるというのか
追うものは何時だって美しいもの
追われれば妄念に変わり醜くなる
其れだけの差
此れだけの別
酒に呑まれる毎日が早く終わるよう祈る
其の気持ち誰しも同じ
其れを寂滅為楽と呼ぶならば
誰しも高僧
皆して高徳
何て詰まんない世界
さっさと終わろうよ
皆揃って三途の川に行列作る
日本人は行列好きだから皆で閻魔を脅かそう
世界総死去
此れが現実
ならもうニュースにならない
読む人がいないから
やっと平和が訪れて
やっと旨酒に浸れる
血の味と綯い交ぜて新しいカクテルを作ろう
嗚呼わたしって本当
酒は呑めども酒に呑まれて
いい気分

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