Saturday, January 14, 2006

w心の満ち欠け

昔偉い人が言った
あるがままの醜さを曝け出して尚
愛して貰おうなど
虫がよすぎると
このお盆墓参りに行ったお寺で
おっ様が仰った
心の満ち欠けは月に左右されず
台風や旱魃にも影響受けず
自我のみに因ると
少し分かった気がした
此処は集中治療室
命の出入りが激しい所
隣で唸っていた誰かが今朝には何も言わなくなった
足ることを知れ
父から言われた
秘められた意味
きっと他人に対しては自分の廻り全部に感謝して満足し
自分に対しては決して飽かず満たさず追い続けろ
あの父の言葉は多分そんな意味だったのだろう
世間で問われる生活の満足度もきっと自分が決めるものなのだ
何かを基準にして誰かを目標にして何処かを的にしてわたし生きてきた
だからいつも足りなかった
何を貰っても不満足だった
誰を奪っても不平漏らした
生き方を変えるの遅いかな
間に合うね
過ちを正すに遅過ぎること無しと名言が残ってる
歩けば棒に当たるかも
石橋叩けば崩れるかも
馬は念仏を解するかも
瑠璃は磨けど鈍色かも
色んな期待と不安入り混ぜ
生き延びたわたしがすることは
今目の前で泣いている優しい人を泣かせないこと
嫌われようか愛されようか嫌われようが愛されようが
この現実は真実
ごめんね
もう泣かせない
できるなら愛し愛されて
一緒に生きよう
こんなわたし
許してね

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